ホメオパシー勉強会にて

shokoがみづき助産院の鴫原先生が講師をつとめるホメオパシー勉強会に行ってきた。夜、その話を聞いた。つっこみどころ満載でのけぞりっぱなしの内容だったそうだが、まあ見解の相違と言えば言える部分は措いておくとして、ひとつ聞き捨てならない明らかな事実誤認があったようなのでそれだけは書かずにおれない。

その事実誤認とは、バッチフラワー、特にバッチ博士についての発言である。バッチについて質問した人がいて、それに関して鴫原先生曰く、バッチフラワーで治るような人は幸せであると言ったらしい。バッチフラワーは(原料は花だけだから)ホメオパシーに比べたらその範囲はすごく狭く、複雑な問題を抱える現代人にはとても対応しきれないというような発言内容だったようだ(言い回しについてはかなり曖昧)。バッチに対してどのような立場をとろうとその人の自由なので、ここまではよしとしよう。問題はここからだ。バッチフラワーを作ったバッチ博士も、その後ホメオパシーと出会い、その素晴らしさを知ってホメオパシーに取り組み、努力の結果、バッチノソードを生んだのだと。まるでバッチ博士がバッチフラワーを捨ててホメオパシーを選んだかのような言い様。まったく間違い。

バッチ博士は細菌学者として実績を残したが、ホメオパシーと出会い、その素晴らしさを知ってホメオパシーの研究に取り組んだ結果、バッチノソードを生んだ。しかし、ホメオパシーはその難しさに故に万人向けの療法ではないと考え、より易しく誰もが自分自身を癒せる方法を求めて、ホメオパシーを捨て、バッチフラワーを作り出したのだ。バッチ博士はその後死ぬまでバッチフラワーを使って無償で治療行為を続けた。

当人が単に不勉強なだけで、誰にも迷惑がかからないのならいいけれども、教える立場の人が堂々とこんな間違ったことをしゃべったらいかんだろう。ちょっと呆れた。shokoはまずいと思いつつも、場が荒れることを恐れて何も言えず、結局一人悶々としながら帰ってきたらしい。

コメント

  1. 2歳児ママ より:

    私も25日の講座に参加していたものです。会場に入る前にあったものです。分かりますか。そうそうあの先生の話を聞いて、shokoさんの見解を聞いてみたいと思っていました。
    今度どこかであってぜひ伺ってみたいです。今度、どこに出没しますか?

    • shoko より:

      2歳児ママさん、先日はご一緒できて嬉しかったです。

      鴫原先生の講座に関して、imasaが辛口の日記を書いていますが、ぜひともあの日記をロイヤルアカデミーVSハーネマンアカデミーのような構図では読まないでいただきたいです。そういったこととは離れたところに我が家の見解はあります。
      (2歳児ママさんは、きっとそうは読まないと思うけど、もしかしたらそういう風に読む人もいるかな~とちょっと心配しています。)
      私自身は、参加して本当に良かったと思っています。
      自分がどのようなディリュージョンを抱えているのか、しみじみ確認しながら講座を聞きました。とても良いことを沢山おっしゃっていましたし。結構、いろいろと感じる自分自身におのけぞる感覚がありましたね。本当にホメオパシーを学んでいると無駄なことってないですね。
      って、あまりに抽象的で何を言いたいのか分からないか。すみません。
      2歳児ママさんが如何感じられたか、講座の感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。

      私は、文章で具体的なことを書くと未熟な文章ゆえに誤解が生じそうなので、直接お会いしてお話させて下さいまし。

      次に私が出没するのは、どこかな?
      バッチフラワーの茶話会は、
      3/8(月)に海浜幕張で、
      3/15(月)に見た課題のはらっぱ園で
      3/17(水)に着た浦和のサンバハウスで
      3/24(水)に富山で
      3/25(木)に東中野の子ぶたカフェで
      行う予定です。

      18日のマザリングフェスタは、はらっぱ園の卒園四季と重なってしまったので今年は参加できません。残念。

      あとは、3/21(日)~22(月)にはらっぱ園で原っぱフェアがあります。私は、バッチ・カフェでもやろうかな~。ハーブティーとかにご希望のバッチレメディを入れてお出しするのだ。ボトル作りもするつもりでいます。

      3月の出没予定はそんなところです。
      あとは、3/7(日)にホメオパシープロジェクトの講座と3/13(土)に日本ホメオパシー振興会の講座に参加しようと思っています。
      どこかでお会いできると良いですね。

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