やせがまん

自転車で図書館へ行った。いおぴーに、ジャンパーを着ろとうるさく言ったが、昨日も暑かったからといって着ない。薄着のまま出かけた。

帰り道、やっぱり寒かったようで、自転車をこぐいおぴーの鼻とほっぺが真っ赤。それでも「ちょうどいい」と言う。とうちゃんが「やせがまん」と言ったら、「やせがまんて何?」と訊かれ、説明に難儀した。

やせ‐がまん 【痩せ我慢】
[名](スル)無理に我慢して、平気を装うこと。「寒いのに―して薄着で通す」

大辞泉(小学館)より

が‐まん 【我慢】
1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。
2 我意を張ること。また、そのさま。強情。
3 仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。

大辞泉(小学館)より

そういえば、唯識でいうところの根本煩悩のひとつでもあった。とうちゃんもいおぴーも「我慢」だ。

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