聴く力

学校の公開講座に参加。今回は「聴く力の育て方」。

聴力は受胎後数週間で機能し始めるそうだ。人間のからだは必要に応じてつくられるから、このことは、聴くということが体をつくる上で、非常に重要だということを示している。心臓の鼓動や血液の流れる音。母親の体を通して聴く外界の音。

9歳までは音楽はからだをつくるのが主な目的。大人が聴くような音楽は思考力を養う10歳以降。

警察は人の話を聴かない。訊く。自分の聞きたいことを相手に喋らせる。ともすれば教師も同様。果たして親はどうか。

「聴く力の育て方」は「美味しい出汁のとり方」みたいなハウツーはない。ただ言えるのは、子供は模倣の力で育つから、大人が聴く力を示せるかどうか、ということ。

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