ちょっと遅くなったけど、通知表について。
シュタイナー学園ではテストや成績表はないけれど、年度の終わりに通知表をもらえる。これは担任と各専科の先生が生徒の様子について手書きで事細かに書いてくれるものだ。いろいろ書いてもらったけれど、担任の先生からの最初の一文だけ紹介しよう。
衣穂を思うと、「山椒は小粒でピリリと辛い」という諺を思い出します。
なんか笑ってしまうが、蒲焼きに山椒が欠かせないように、このクラスにとっていおが欠かせない存在となるように願おう。
そして、最後にひとりひとりに送られる詩が書かれている。この通知表は子供は見ないが、この詩をまず親が覚えて、口伝えで子供に教え、2年生になったら子供たちが皆の前で暗唱するのだそうだ。実は今日まで忘れていて、まだ教えてない。早く覚えないと。
かぜが ふくと ゆれる えだの さきの きのは だけど つちの したには けっして ゆれぬ ねっこ
shokoは「プルサティーラだね」と言う。プルサティーラはいおのレメディだ。たしかに「かぜがふくとゆれる」という一行はWind Flowerのイメージ。そういえば、先生が書いてくれたいおについての文章は、プルサティーラの特徴を説明した文章とも見事に一致していた。いい詩をいただいた。大切にしたい。
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