中国語の授業の発表会があった。中国の創世神話をもとに一人ひとりが紙芝居を作る授業。先生が絵を見せながら中国語(と手振り身振り)だけでお話を語り、子供たちに伝える。子供たちはそれを自分なりに理解し、自分の言葉で日本語に翻訳して、絵に文章をつけていく。
発表では絵一枚ごとに担当の子供が交替で読むので、それぞれの文章の違いは味わえないのだが、先日の保護者会で、先生からその授業の様子を聞いていたので、子供たちの個性によってその文章も本当にさまざまなことはわかっていた。そう思って聞くとまた楽しい。日本語に訳したお話を読み終えると、最後に全員で、中国語のお話を全部暗誦した。これはなかなか圧巻だった。かなり長いお話(紙芝居14枚分)なのだが、ほとんどよどみなく暗唱していたのはすごいと感じた。中国語がわからないので、聞いても正しいのかどうか判別できないのだが、先生によればイントネーションもばっちりだそうだ。そして、今までの練習より今回が一番出来がよかったという。先生は本番に強い子供たちだと笑っていた。
いおは「緊張するから見に来ないで」なんて言っていたが、大きな声でしっかり暗誦できていた。いいものを見せてもらった。
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