髪を切る

いおに髪を切ってほしいと言われ、切る。「クマザワ先生みたいにして」と言う。クマザワ先生は乗馬クラブの教官。肩につくかつかないくらいの長さで、結ばなくてもいいようにしたいようだ。

あんまり自信がないが、とりあえずザクザク切る。失敗を恐れてどうしても遠慮がちになり、いおの望む短さにならず、何度も切り直す。前髪は最初、左右に分けるのであまり短くしないでと言っていたが、だんだん邪魔くさくなったようで、眉ぐらいの長さにすると変更。

試行錯誤を繰り返し、納得のいく状態になったところで、お風呂で髪を洗う。正直、かなり微妙な出来なのだが、風呂上りの濡れた髪だと、何となくいい感じにまとまって見えるので、いおも一応満足した様子。

明日以降、第三者の感想を聞いてからが心配だ。

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