いおぴーがおやつにしおせんべいを食べていた。直径10センチ位のやつで、1枚は多すぎると思ったので、いおぴーに「半分ちょうだい」と言うと、めずらしく素直に「いいよ」と言ってせんべいを割ってくれた。しかしせんべいは明らかに不均等にふたつに割れ、いおぴーは迷わず明らかに小さいほうをとうちゃんに差し出す。とうちゃんが「そっちじゃないほう」と言うと、いおぴーは差し出していた小さいほうをぱくりと口にくわえ、残った大きいほうを、ふたつに割る。そして、また明らかに小さいほうを「はい」と差し出す。「そっちじゃなくて大きいほうをちょうだい」と言ったら、またも差し出したほうは口に入れ、残ったせんべいをふたつに割って、今度は大きいほうを、「はい、大きいほう」と言ってくれた。いおぴーはすました顔で「半分こ、ね~」と満足げだが、これって最初のより小さくなってるじゃんか。
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