プレゼント

いおにどうしてもと頼まれたので、仕事を休んだ。会社には急用ができたと連絡。

リビングに行くと、いおが「何かいつもとちがうでしょ。よく見て」と言う。ちゃぶ台に布が掛かっていて、その下に何かある。布を取ると小さな紙袋。「おとうへ」と書いてある。開けてみると、いろんな色の毛糸と犬のモニタークリーナーが入っている。毛糸は、去年のクリスマスにサンタさんからもらったものを少しずつ小分けにしたもの。犬のモニタークリーナーは、「どうしてもほしい」とせがむからしぶしぶ買ってやったやつじゃんか!「おとうがぱそこんきれいにするのに使えばいいと思って。いお使わないから」まあ、ありがたくいただいておく。

毛糸、こんなちょびっとずつもらってどうすればいいんじゃ、と思っていたら、いおが「指編みおしえてあげる」と言ってやり方を教えてくれた。やってみると、意外と楽しい。指編みしながら、いおはきっと、クリスマスの時に自分が感じたのと同じ喜びを、おとうにも感じさせてあげたいと思ってくれたんだなー、でも毛糸ちょびっとだけだとかわいそうだから役に立つものもあげよう、と思ったに違いない、などといろいろ想像して、幸せな気分になった。

shokoからのプレゼントは、好み的にかなり微妙な服(しかもサイズがSで、着られなくはないが窮屈)で、申し訳ないが素直に喜べなかった。でもその後で足裏マッサージのサービス(いおも手をマッサージしてくれた)があったので満足。

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