shokoの運転

shokoが自分で車を運転して浦和まで行きたいので、付き合ってくれという。shokoに頼まれたら嫌とは言えまい。というわけで、とうちゃんまた会社を休む。

いおぴーは保育園に預けてふたりでのんびり行こうと思ったのだが、いおぴー何となく熱っぽくてかあちゃんにくっついて離れない。今日だけはおっぱいが無いと生きていけましぇんと目で訴えているような風情なので、保育園は休ませ、連れて行くことにした。

出発。駐車場から出てすぐの左折で曲がりきれず右前を電柱にぶつける。shokoの懇願で付けたオプションのコーナーガードが役に立った。

とにかく緊張しているshoko。頻繁にブレーキを踏むのでガクンガクンと進む車に、いおぴーは「…おとうさんの方が運転上手なんじゃない?」と小声で言うと、さっさと眠ってしまった。危険を察知し自己防衛本能が働いたか。

やたら左側に寄って走るので「左すれすれで危ないよ」と言ったら、shokoは「左なんて全然見てない。この世に左というものが存在することすら忘れていた」と言う。自分の側にゆとりを持たせることで精一杯のようだ。とうちゃんも緊張した。

大きな通りに出て流れに乗ったら、それなりに走ることができて、まあなんとか無事に浦和へ到着。でも車庫入れができなくてとうちゃんと交代。

課題は混雑時の車線変更と車庫入れだな。

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