子は親を映す鏡だから

近頃のいおぴーさん、ほんとによくしゃべる。しゃべり方が自然。2歳児にしてはむしろ不自然。例えばブロックで遊ぶとき、「こうしてー、こうやってー」とか呟きつつ、途中腰に手を当てて首をかしげながら、「後はどうしようかなー」などとひとりでしゃべってる。そして極めつけは、とうちゃんに向かって「せっかく作ったんだから、こわしちゃダメよ。こわさないでね。」と釘をさす。あんたじゃないんだから、とうちゃんはそんなことしないよ。

それにしても、「こわしちゃダメよ」と厳しく言ってからすかさず「こわさないでね」と優しく言い直すあたり、とうちゃんかあちゃんの言い方を見事に体得していると言わねばなるまい。我が家では普段なるべく「ダメ」という言葉を使わないようにと気をつけているのだが、いおぴー(のような無法者)を相手に生活していると、ついつい口から出てしまいがち。
そういう時は慌てて優しくお願いするように言い直すのだが、そんなところまでキッチリ再現されると、ちょっとギクリとする。これからますます迂闊なことは言えないぞ。

そんないおぴーを見て、shokoなどは体を作る栄養が全部そっちに行っちゃってるんじゃないかと妙な心配をしている。そんなことはないと思うが。

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