BSデジタルその後

BSデジタルの件で電話がかかってきた。先日電話で話した上の人。えらい前置きが長かったが、結論だけ言うと、NHKの受信料を払っていなくても契約はできるとのこと。さんざん渋ったのは、BSデジタルサービスは商品販売と異なり、クーリングオフの対象外の為、契約後に揉めると厄介なのでできるだけ事前に受信料問題をクリアしておきたいための営業姿勢ということらしい。しかし営業の人間が、受信料を払わないと全チャンネル映らないなんて嘘の説明するのは問題あると思うが。

これで受信料を払う払わないに関係なく、BSデジタルが観られることはわかった。が、何か醒めちゃったので、もう見なくてもいいかなあという気分にもなってきている。冷静に、観たい番組がどれだけあるか、またその番組が放送される時間に観ることは可能なのか、月々支払う料金に見合うのか、と考えるとやはり無駄のような気がする、ていうか明らかに無駄(そんなこといったら今加入しているCATVもかなり無駄だが)。でも待てよ、年間1万8千円ということは、DVDを買うことを考えたらたった5,6枚分。BSデジタル観てDVDを買わなくなるなら、むしろ安上がりかも。いやいや、リアルタイムで観られないのだから保存できなければ意味がない。D-VHSのデッキも買わなければいけなくなってしまう。それにWOWOWに加入しないと肝心の観たい映画が観られない。そうするとどっちが得なのか。計算してみよう。

BSデジタルを導入した場合のコストは、初期投資に工事費、D-VHS購入など約10万円。ランニングコストは、BSDサービス料年間1万8千円、テープ代が月5本として5千円、年間約6万円。WOWOWに年間約3万円として、合計すると約12万円というところ。一方、DVDは最近買い控えているとはいえ、最低月1万円以上、年間で15万~20万は遣っている。したがってDVDを買わなくなるという前提であれば年間約3~8万円の節約となる。念のため、今度は映画1本あたりで計算してみよう。BSDは月5本録画するとして1本あたり約2千円。DVDは1本平均約3千円。初期投資を償却する頃にはテープが100本溜っているわけか……。そしてその頃にはDVDやD-VHSに替わってBlu-rayが登場し……。

虚しくなってきた。やめやめ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました