いおぴーのお気に入りの絵本。
文字が多く、長いので読むほうはしんどいのだが、最近、いおぴーは寝るときに必ずこれを読んでほしがる。主人公のあまり良い子とは言えないしげるちゃんを自分とダブらせているようだ。なのでこっちも、作中の保育園の先生の真似をして、「いおちゃん、~していいのですか?」と注意してやる。朝出かけ際にぐずったりした時も、「じゃあ、いやいやえんへ行くか」と言うと、「はらっぱ園の近くにいやいやえんなんて無いんだよー」とこしゃくな返答しつつも、一応いうことを聞くようになるあたり、絵本の中の虚構と解かっていながら、不思議なリアリティにかなり影響されているみたい。
子供の日常の中に垣間見えるちょっと奇妙な世界。子供ならずともついつい惹かれてしまう、ちょっとだけ棘のあるファンタジーだ。
いやいやえん―童話 (福音館創作童話シリーズ)
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中川 李枝子
福音館書店
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