昨日買い物に行ったついでに100円ショップで六角レンチを買った。そのうち、いおぴーの自転車の補助輪を取る時に必要になるので。いおぴーが何に使うのかとしつこく訊くので「補助輪取る時に使うんだよ」と答えると、「じゃあ、すぐ取って」と言う。「今日はもう遅いから、明日ね」
そして今朝。とうちゃんは夕べいおぴーと一緒に寝てしまったので5時に目が覚めた。いおぴーは6時ごろ起きてくると開口一番「補助輪とる」。憶えてたか。
三角公園で練習することにした。いきなり補助輪なしで道路を走るのは危険なので、三角まではいつものように補助輪付きで行き、三角で補助輪を取る。いおぴーは最初こわがって、「しっかりおさえてて」と言っていたが、実際走り出したら全然おさえる必要も無く、すいすい乗れた。交通公園で乗っている14インチよりも足はちょっとしか着かないが、思った以上にあっさり乗れるようになって、どんどんひとりで走り回っていた。
しかし、三角から線路の向こうの遊具のある公園まで行こうと川沿いの小道を走っている時。凸凹にハンドルを取られて、いおぴーの自転車はふらふらと川のほうへ。いおぴーはパニックになって悲鳴を上げるばかりで止まることもできない。とうちゃん慌てて駆け寄るが、それより早く自転車は川に落ちかかる。いおぴーの乗せたまま自転車が半分土手からぶら下がる状態になった時に傍を歩いていたおばさんが駆け寄って自転車の後ろを掴んで止めてくれた。一瞬遅れて駆け寄ったとうちゃんがいおぴーを抱き上げる。いおぴーを下ろしてからおばさんと二人で自転車を引っ張り上げた。ほんと危機一髪だった。ガード下の、道と川の高低差が1メートル以上あるところだったので、落ちていたら、どうやって助ければいいか考えもつかない。
いおぴーはすっかり怯えてしまい、「やっぱり補助輪ないと無理」と言い出した。あんな怖い目にあったら無理もないかなと思ったが、またしばらく広いところを走り回っていたら、すぐに慣れて「もう大丈夫」と言う。そして「スタンドがほしい」と言うので、もっともだと思い、自転車屋さんにスタンドをつけてもらいに行くことにした。帰りは車の通りの少ない道を選んで、補助輪なしのまま乗って帰った。いおぴー補助輪なしで初の公道走行。
電話で確認したら、すぐにその場で付けてくれるとのことだったので、自転車を車に乗せて行った。スタンドは後輪ではなくセンター式で、なかなかカッコいい。大人用のものを鋸で長さを調節し、取り付ける。いおぴーはずっとスタンドに憧れていた(補助輪のままスタンドも付けたいとずっと言っていた)ので、嬉しくて仕方がない。
帰ったら、お友達から遊びたいと留守電が入っていたので、さっそく「自転車で行く!」とはりきって自転車に乗って遊びに行った。公道を走るのはやはり緊張するらしく、着いたら「手が汗でびっしょりになっちゃった」。
コメント
怖え—-ッ
いおちゃんも怖かっただろうけどおとうの怖さは
察するにあまりありすぎ
本当にそこにとうりかかった女性の方は
仏様だね。子供はみんなで育てるっていうけど
表彰状あげたいよ、その人。
ioちゃん、補助輪とれて嬉しかったでしょうね!
ハプニングにも怪我がなくてよかった。
ところで、ioちゃんの自転車もアローなんですね。
我が家も長男が5歳の時からずっとアローです。
お兄ちゃんが乗った自転車を、下の子の好みの色に塗り替えてもらって、
お下がりとは思えない仕上がりにしてくれたり、
あの頑固親父の仕事ぶりも、なかなか気に入ってます。
お兄ちゃんは最近、どうしてもマウンテンバイクがほしい、と言って
アローのではない自転車を買ったのですが、
「やっぱりフットブレーキがいい」と言い出しています。
私たちには慣れないフットブレーキですが
慣れてしまうとハンド式より瞬時に力を入れることができて
安心感強いみたいです。
いえ、わしは怖いというより、落ちたら助けるの面倒だなーと思ってましたよ。
そういう意味で止めてくれた女性には大変感謝しました。
shokoに「鬼!」といわれましたが、バッチのおかげかこういうケースで不安や恐怖を感じることはありません。どんな災難でも何ごとも経験と思えます。
アローの自転車いいですよね。あの親父さんもいい味出してますが、ちょっとビーチはいってますよね。この前修理してもらいに行った時、ブリジストンのワイヤーロックが付いてるのを見て、「自転車より高いカギつけてるじゃねーか」といやみを言われました(笑)
フットブレーキは確かに良いのですが、いおぴーのように足が着くか着かないかだと困るときもあります。今回のように一旦足をペダルから放してしまうと止まる術がなくなりますし、下り坂で降りて行きたい時などスピードを殺すことができないので不便なんです。
なので今の時期はハンドブレーキもあったほうがいいかなと思っています。