一刀彫り教室

潮干狩り以来、半年ぶりにばおばぶへ出かけた。第4日曜日なので一刀彫り教室の日。

午前中にヴァイオリンの練習を済ませてから出かけたので、着いたのは午後1時頃。お腹がすいているのでまずはばおばぶランチを注文。おにぎりが終わってしまったとのことなのでふたりとも天然酵母パンを頼む。飲み物はコーヒーとみかんジュース。

2時頃から木彫りを始める。いおはこの頃は木彫りよりお店の手伝いが楽しみだったのだが、学校で木工の授業が始まったので、久しぶりに木彫りに気合が入っている。

今回はいおの他に子供が一人いて、同じ5年生と聞いて微妙にライバル意識を見せる。その男の子が今日だけで3回指を切ったと聞くと、「3年間でまだ一度も切ったことな~い」と自慢気につぶやく。先生からも「この子は特別に2年生からやっているんだ」と紹介されるとますます鼻がひくひくと自慢気に動く。本人はさりげなさを装っているが。

そうこうしているうちに、いおが指を切った。刀はよく研がれ、刃が鋭いのでうっかり触れただけで皮膚が割れる。人差し指の先から血が流れる。「3年目で初めて…」。神様はどんなことでもちゃんと見ていて、天狗の鼻の微調整にも怠りない。

午後から始めたので、時間が足りず、十分な仕上げまでは出来なかったが、充実した時間を過ごすことができた。続きは家でやろう。

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