今年は今日ではらっぱ園おしまい。今日は11時お迎えでその後クリスマス会という。とうちゃんも是非行きたいところだが、午前中からはずせない仕事があって無理。残念だ。
クリスマス会、非常に良かったらしい。以下、shokoから聞いた話。クリスマスと言ってもいわゆるコカコーラスタイルのサンタクロースが登場するわけではない。プレゼントを持ってきてくれるのは小人さんだ。数日前から、毎日ひとつずつ、貝殻とかまつぼっくりだとかを持ってきてくれる。子供たちはそれらを自分で作った粘土のお皿にめいめいディスプレイしていくのだ。そして今日最後のプレゼントを持ってきてくれた小人さんは、子供たちに別れを告げて去っていく。その時いおぴーは小人さんに向かって「行っちゃダメ。もっとずーっといて!」と叫んだらしい。その話を聞いてとうちゃんジーンと来た。
持ち帰ったそれをいおぴーは「いおがぜーんぶひとりだけでつくったんだよ」と誇らしげにとうちゃんに見せてくれた。
おととしの日記にも書いたように、とうちゃんクリスマス的お祭りにはきわめて批判的かつ懐疑的だったのだが、今回、はらっぱ園での話を聞いて肩から力が抜けた。子供に夢を与えるというのは何もサンタクロースを認めるということではないのだと気づかされた。赤い服を着た太ったおじさんが煙突からプレゼントを持ってこなくても、子供たちは十分にメルヘンの世界に羽ばたけるのだ。はらっぱ園にあらためて感謝。
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