いおぴーが冷し中華をつくると張り切っている。かあちゃんとつくる約束になっていたらしいが、かあちゃんが寝込んでしまったので、とうちゃんと一緒に作ることにした。
まずは鍋に湯を沸かす。ガスコンロの火をつけるのがいおぴーの役目。次に上にのせる具を刻む。きゅうりとおくら。きゅうりは1本を半分ずつにして、それぞれ自分で刻む。とうちゃんは細切りだが、いおぴーは細いのは難しいと言って5等分くらいにぶつ切りにした。おくらはこれは食べやすい大きさに切って、蒸す。具がこれだけでは寂しいので玉子焼きを作ることにした。いおぴーの仕事は割ってかき混ぜて塩を振る。焼くのはとうちゃん。薄く焼いた玉子を、これもそれぞれ自分の分を切る。いおぴーは割と上手に細く切っていた。麺をほぐして茹でる。その間にいおぴーはテーブルセッティング。言われなくてもてきぱきと準備している。ざるにあけて冷した麺と具を盛り付ける。いおぴーはぶつ切りのキュウリを丸太のように積み上げていた。とうちゃんの細切りきゅうりも少しのせてあげた。
かあちゃんは要らないというので、ふたりで食べた。いおぴーは「美味しい!」と満足げ。ぶつ切りのきゅうりも「これがコリッとしておいしいのよねー」と、本当に満足しているのか負け惜しみなのかわからないが残さず平らげた。
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