乗馬レッスン

学校が始まってから初めての乗馬レッスン。木曜日は授業終わりが2時と早いので、3時半からのレッスンに何とか間に合う。でも時間的に学校から直行してギリギリなので、一旦帰宅する余裕はなく、いおは大きいリュックで学校へ乗馬の荷物も全て持って行く。

この日はちょうど学校で作業をしていたので、授業を終えたいおが、呼びに来る。一緒に学校を出て歩いて駅に向かう。いおは間に合うかどうか心配で仕方がない。あらかじめ電車の時刻は調べてあったが、徒歩の時間を多めに見積もっていたので、一本早い電車に乗ることができ、結果的には余裕で間に合った。

レッスンは二鞍予約しているので、終わるまで3時間近くある。ずっとレッスンを眺めているのも退屈なので、近くのマクドナルドで時間をつぶすことにした。PCを持ってきているのでネットがつながれば仕事もできる。ネットは繋がったが、電源が無いのでバッテリーがすぐに切れて、ほとんど仕事は進まなかった。PC用電源のないマックは利用価値が低い。クラブハウスにPC用電源とWi-Fiが用意されていれば一番ありがたいのだが。

早めに戻り、ミーティングルームで待つ。レッスンが終わり、ミーティングが始まった。今回の参加者は子供だけのようだ。ミーティングのテーマは「やりたくないことをやらせるにはどうするか」。馬だってなんでも人間の言うことを聞くとは限らない。やりたくないこともある。そういう時、どのように扱ったらよいか、という話のようだ。教官(若い女性)が、いおに向かって「例えば、いおちゃん学校行きたくないでしょ、行きたい?」「行きたい」「えっ?学校好きなの?勉強やりたくないって思わない?」「勉強好き」「……」。気を取り直し、他の子供に振ると、「学校行くのはいいけど、先生が嫌いなんだよね」「義務教育だからしょうがないし」という反応。先生、我が意を得たりと「でしょ!馬もそういう気持ちの時があるのよ」と、いおの発言はなかったことにして、「やりたくないこと」の話は進められた。

他の子供達の発言にもびっくりしたが、人に教える立場の人間が「学校=行きたくないところ」「勉強=やりたくないこと」というのがデフォルトと思っているのだということを目の当たりにして、ちょっとしたショック。この教官もまだ20代だろうが、10~15年前にどんな学校生活を送ったのだろう。「学校=行きたい」「勉強=好き」と言えるいおは幸せだ。シュタイナーに感謝。

コメント

タイトルとURLをコピーしました