宿題

今日から学校で宿題が出ることになった。しばらく前から予告されていて、いおはずっと楽しみにしていた。

宿題帳と緑色の色鉛筆。宿題帳は中身はコクヨのノートだが、表側にはいおが自分で描いた水彩が貼られ、透明のカバーがかけられている。どんな宿題が出るのかと興味深かったが、記念すべき初めての宿題は、自分の名前をひらがなで、横に書かれた先生のお手本を見ながらていねいに一回だけ書くというもの。

自分の名前だから当然、全員違ったことをするわけだ。先生はひとりひとりのノートに専用のお手本を用意する。見ながら書けるように書く欄の左側にお手本が書かれているが、左利きの子の場合は右側にお手本が書かれているそうだ。気配りが行き届いている。

正直、この宿題帳をみるまで、シュタイナー教育と宿題というのが今ひとつピンときていなかったのだが、ちゃんと先生と生徒が繋がることができる素敵な宿題のあり方に、じんわりときた。

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