朝4時に起きて、支度を始める。shokoは12時くらいに帰ってきたらしい。4時半にいおを起こす。案外さっさと起きて自分で支度を始めた。ヴァイオリンと練習用具一式も持って行くので大荷物。
5時ちょうどに出発。道路は全体的に空いていて、快適に走る。談合坂、双葉、諏訪湖とサービスエリアごとにゆっくり休憩しながら、9時ちょうどに松本着。
おばあちゃんは電車で10時37分に松本着なので、しばらく時間がある。shokoが案内所に行って資料をもらってきた。はかり博物館というのがあり、そこにいって時間をつぶすことにする。
はかり資料館。倉づくりの商店ふうの建物にさまざまなはかりが展示されている。係のおじさんが一人だけいて、いろいろ説明してくれる。客はうちだけ。いおはちょうど学校で重さとかを学ぶところなのでそれなりに興味深そう。また、子供には難しいだろうとおじさんが説明を省いた「キュービット」とか「束」とか「尋」など、いおにとっては最初に習った単位なのでなじみ深いというのが面白い。昔の測量技術の数々に感嘆し、当時の日本の数学レベルが高かったというのもあらためて納得。大人200円子供無料なので、じゅうぶん元は取ったという感じ。
駅でおばあちゃんと合流し、ちょっとはやめの昼食におそばを食べる。その後、開智学校を見学。
車で乗鞍方面に向かう。こっちは涼しいものと思っていたが、とにかく暑い。路上の気温表示は33度となっている。今日は東京はもっと暑いのだろうか。山道を小一時間。チェックインまで時間があるので、日帰り温泉へ。「乗鞍温泉湯けむり館」。湯上がりの牛乳とこけももソフトクリームが美味しかった。
ペンション「シャレー・モルゲン」にチェックイン。ここはおばあちゃんの知人が昨年開業したペンションで、二泊したかったのだが翌日は予約が取れず、一泊のみ。ロフトのある部屋で、いおはロフトで寝ると大張り切りだったが、実際に登ってみると想像以上に高く、手すりの代わりにロープでできた網が張ってあるだけなので、かなり怖い。いおは寝相が悪いから、落ちるよと脅したら、本人も自覚しているらしく、やっぱり下で寝たいなどといっている。天窓から乗鞍岳が見える。
夕食は6時半からということで、それまで一休み。いおはヴァイオリンの練習。おばあちゃんの前なのであれこれ注意されるのが不服らしく、機嫌が悪い。練習の後、外を散歩したら機嫌が直った。
夕食は奥さんの手作りで、豪華というわけではないが地元の素材を活かしたセンスの良い料理で、どれも美味しかった。デザートはスイカとコーヒーゼリーとチョコケーキだったので、いおはスイカしか食べられず、とうちゃんのスイカと交換。ちょっと無念な表情。でも後で、いおだけ特別に桃のヨーグルトを出してもらっていた。
朝が早かったので、夜は早めに寝る。いおは結局ロフトで寝ることになったが、案の定、夜中に布団から転がり出て網に引っかかって寝ていた。
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