間違えた

いおぴーが寝付いた後、とうちゃんがイオ日記を書いていたら、shokoがコーヒーを淹れてくれた。お礼を言おうと、shokoに向かって「いおちゃん…(しまった、間違えた)」。shokoは白い目でとうちゃんを睨みながら「もう何もかも嫌になった」と言って部屋を出ていった。

聞くとshokoは、小さい頃から母親にしょっちゅう飼い猫と名前を間違えられていたそうだ。しかも、すぐ間違いに気づけばまだしも、母親は何の疑問も抱かず「ミミちゃん」と猫の名前で呼び続け、話は進んでいったらしい。可哀想なshoko。そんな心の古傷があったとは、知らなかったと言え、娘と名前を間違えてしまったとうちゃんを許しておくれ。

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