弁当のおかず

弁当のおかずがない。スペースの半分は、プチトマト・アスパラガス・たくあんで埋めるとして、冷蔵庫を覗いてもメインのおかずになり得る素材が何もないのだ(小松菜があったが、いおぴーに却下された)。shokoにどうする?と訊くと、「白菜があるよ」と言う。

弁当のおかずに白菜かよ!と思わず切れそうになったが、いおぴーに「白菜でいい?」と尋ねたら、「白菜でいい」と言う。本人がいいならいいや。といっても料理の仕方も思いつかず、ただざく切りにして水無しで蒸した。味付けは無し。たくさん作ったのでいおぴーに味見させたら、美味しい美味しいとばくばく食べている。たしかに美味しい(ビタクラフト鍋万歳!)が、お昼に食べる時は味は保証の限りではない。とりあえず、これでおかずスペースの半分を埋めた。

とうちゃんは毎日弁当を持っていった経験は高校時代しか無いのだが、母親の作る弁当に文句ばっかり言っていた記憶がある。何日に一度はハンバーグ入れろとか、スパゲッティはナポリタンにしろ、でもスペースの6分の1以上占めちゃダメとか、挙句にはおかずのローテーション表を作ってこのとおりにしろと要求したり。今思うと、アホとしか言いようがない「恥ずかしい過去ベスト3」に入ること確実の所業だが、あのころの自分なら、こんな白菜弁当持たされたら確実に激怒していたろう。

今なら解かる。どんなに手抜きだろうと見栄えが悪かろうと、親は子が憎くてやってるわけじゃない。愛情と弁当は別物なのだよ、いおぴー。

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